カオスな国インド マザー・テレサに映画館 結論、最高!
インドのコルカタに行きました!
今回はコルカタでの観光について説明していきます。
少しでもコルカタへ行く方の参考ルートになれば幸いです!
それでは始めていきます!
僕はコルカタに五日間ほど滞在しました。
情報をもらうなら日本人宿 「サンタナゲストハウス」
インドには有名な日本人宿があ理、その名を「サンタナゲストハウス」と言います。
そういった情報を聞きつけた日本人がたくさん集まります。
世界一周をした人、長い間旅をしてる人、休学をして世界一周している学生、休暇でインドに来ている、などなどバラエティ豊かなメンバーが集まっていました。
そこでは宿自体に情報がたくさんあります。ご飯の情報、シムの情報、観光案内の情報、情報ノートという旅人による旅人のための手書き情報、他にも滞在している人から聞く情報など。鉄道の予約なんかもできちゃいます。手数料が300ルピーかかりますが、悪くはない選択だと思います。直接チケットセンターへ行って買おうとすると時間がとてもかかるからです
一泊400ルピーと少しだけ高い?値段になっていますが、情報を得られる、面白い日本人に会えるということを目当てにしていればいい場所だと思います。
そこで得た情報を頼りにして、調べ物をしました。
インドに来てみたかったのはクリケットの試合!
クリケットの試合には一日中やる試合と半日や7時間ほどで終わる試合もあるそうです。
半日ほどのゲームを見に行きたいと思い調べると、なんと今の時期はイギリスでワールドカップをしている最中でした。インド国内の試合はなく、シーズンオフです。確かに今インドの気温は暑すぎる。40°を平気で超えてきます。暑すぎる時期はシーズンオフになっている可能性が大なので注意してください他にも競馬やサッカーもオフシーズンでした。(みに行きたかった。。。)9月から年を越して5月末までがだいたいシーズンでした。
6月7月8月は屋外でやるスポーツアクティビティなどはオフシーズンになっていることを頭に入れておいてください
インドレイルウェイ
コルカタの競馬場
インドサッカー(インドリーグとインドスーパーリーグに分かれていて、今回はインドスーパーリーグについて)
コルカタに来て一番面白かったのは映画を見たことです。「Brahat」とという映画で(確かこんな題名)第二次世界大戦が終わり、イギリスの植民地として開放されたパキスタンとインドがカシミール地方領有についての戦争を題材にしているものです。
(印パ戦争は3回続き、今も角質があるような感じ・・・インド人が冗談で「私はパキスタン人だよ??わはは」とかいう。冗談きつい。宗教冗談はどこまで突っ込んだらいいかわからない!!)
その戦争に巻き込まれたパキスタン人の一つの家族についての物語です。
日本語は勿論、英語の字幕すらなく、全く言葉が分からなかったですが、
めちゃくちゃ楽しむことができました!!
その理由は大きく三つあります
一つ目 インド人が映画が大好きだということ。
インド人にとって映画やクリケットは娯楽の中でもかなり上の方に来るもの。一軒目に入った映画館はチケットが売り切れ!期待感増し増し。とにかく映画をみにくる人が多いです!
二つ目 カメラワークなどがしっかりしていること。
視覚的に入る情報がかなりわかりやすかった。だから理解できました。しかし、名言を言ってるような場面では、「なんとなくこう言っているんだろう」ってことは分かりましたが、なんて言っているのか知りたかった!!!!
三つ目 観衆の面白さ。
インド人は面白かったら爆笑し、感動のシーンでは大声で称えて騒ぎ、指笛を鳴らすなどを大いに盛り上げます。一昔前にはダンスのシーンになるとみんな踊っていたそうです。今回はダンスを踊っていませんでした。でもインドの映画館の雰囲気を知っていると、踊っていても違和感ありません(え!)
とにかく、めちゃくちゃ楽しそうに映画を見るんです。そりゃこっちも楽しくなりますよね。こんな風に日本もなればいいのにとも思ってしまいました!
内容もかなり良かったです。言葉が分からないけど感動してうるっとくるシーンが何度もありました。
内容・雰囲気ともに僕はインド映画をゴリ押ししたいと思います。
マザーテレサのお家にも行きました。
マザー・テレサことアグネスさんはマケドニア(東ヨーロッパの方)で生まれ、12歳の頃にはインドに行って修道女として働きたいと望んでいました。修道院を離れてインドで活動を始めたそうです。それまでには教師をしていたそう。マザーテレサは、「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働く」という信条の基、「死を待つ家」を建てた。愛することを大切にした方です。
「死を待つ家」とは、もうすぐ死んでしまう人をその家で食べ物やお世話をして最期を待つという家です。勿論快方に向かう場合もありますが。
現在、マザーテレサハウスは月・水・金・土日に一般人の参加が認められています。ということで行ってきました!
ますは登録!
複数回行きたい方は登録をします。登録をしたい方は火曜と木曜日に登録会があるそうなので昼の3時にマザーテレサの家に行けばできます。1日だけでよく体験してみたいという方は、ワンデーパスポートというものを当日の朝に取ることができます。(マザーテレサの家にて)
活動は朝と昼の2回です。ちなみに朝と昼どちらもやる人は、休憩時間に一回帰ってもいいし、そのままにいることも許されます。
場所は大きく四つ。軽度の障害をもった子どもたちの家、障害をもった大人の家、重度な障害をもったこどものいえ(ここは一か月ほど行って経験を積まないといかせてもらえる可能性が低いのだとか。)これらの場所から行きたいところを選択します。
僕がいったのは、「死を待つ家」と「軽度の障害をもつ子どもたちの家」です。
「死を待つ家」では元気もいました。衰弱している人もいたので、ピンからキリまでいました。どのようにしてこの家に来るのかというと、2週間に1度程、決められた駅に行き、困っているホームレスのような人に声をかけ、「おうちに来る?」とオファーしているそうです。ほとんどの人は路上生活をしている人で、足の骨折や指を切断してしまった人、頭に傷を負う人、目が見えない人などがいました。
そういった方のお世話をしてきました。
僕が行ったのは洗濯物を干す、患者に話しかける、マッサージをする、ご飯を食べる時の介助、水をあげる、レクリエーション・お絵かきやジェンガをする、です。
僕は半日しかそれぞれの施設へ入ってないため、大きく胸を張っては言えませんが、感じたことは、
もっと自分でやれよ!!!!!!!
です。勿論貴重な経験をしたと思っています。でも動ける人がたくさんいるんです。その人たちがボランティアの人に頼って生きて、、、、さらにダメ人間になってしまう気がしました。(これでええんか?)※勿論、支援が必要な方もたくさんいます!!
例えば、ご飯のお代わりや水のお代わり。お前さん、自分でいけるだろ???と何回も思ってしまいました。家で毎日働いているシスターさんはボランティアに向かって「そんなに手伝うな!!!」と指示を出しているそうです。それが僕がいた時なかったせいか、甘く接していると感じてしまいました。
「マッサージをしてくれ」という人はたくさんいて、それは積極的に行いました。コミュニケーションはヒンドゥー語(インドの公用語)さえわからない人がいてうまく疎通できない人が多くいた。
話が少しそれるが、インドで使われている言語は「216言語」だそう。ヒョエーー
僕のように体験したいというスタッフがたくさんいます。それを無償で受け入れてくれその日だけ体験させてくれることはとてもありがたいことです。でも、そこでは更に強力なホームレスの育成にも一役買っている気がしました。でも、元気になって死を待つ家から出て行く人もいるんだから、それはそれでいいのかな。
僕がそう感じただけであって、参加している方の中には「もっともっと貢献したい!!!」という方もたくさんいました。なのでぜひ一度行ってみることをお勧めします
ちなみに午後は子どもの軽度の障害施設に見学という形で行かせてもらいました。というのも女性しか参加できないからです。多動症と脳性麻痺の二つの障害をもつ子は、ベビーカーのような椅子に座り身体を固定されていました。動くことができず、ストレスがかかりそうですが、仕方ない部分もありますね・・・そのこと少し遊んだ際には屈託のない笑顔で僕と接してくれました。
他にも水痘症という頭が大きくなりすぎてしまう病気をもつ子がいました。自分の意思を伝えるのが難しそうでした。手足もやせ細ってしまって寝たきりです。
それでも生きていました。どんな状況でも人は生きる。彼ら彼女らをみて自分も頑張らなくては、しっかりと生きなくてはと思わせられました。
最後にコルカタ人の人の良さ。僕はインドでどれだけインド人に騙されるのだろうか・・・と思っていましたが、コルカタでは一度もありませんでした。いい人がたくさんいました。
美術館に行った時に、その絵を書いた人と話すことができたのですが、話の流れで絵の書き方を教えてくれることに。次の日に教えてもらうことになっていましたが、僕が遅刻してしまい、結局できず。ごめんなさい。
他にも道を尋ねるとしっかりと教えてくれたり、クリケットを少し体験させてもらったり、払いすぎたお金を返してくれたり、優しさに触れました。
ただここはインドです。人を疑いながら接するということは忘れないように行きましょう!全く疑わずに行くと騙されると思います。かなり疑って行くと疲れますが、後悔は少ないです(笑)
インドは騙してくるやつがおそらくたくさんいます。だけどそれだけがインドではないということをコルカタの人々は教えてくれた。
他にもプラネタリウムを見に行ったりもしました色んな面白そうな場所があるのでぜひコルカタに行ってみてください。
優しくしてくれた人たち。その作品。
マザーテレサの家。
旅先で出会った同い年の人たち。