「World in the future stand in our hand」
「World in the future stand in our hand」
「未来の世界は私たちの手の中にある」
・・・カッコよすぎる。
今日、ヒモ男を晴れて卒業いたしまして、ホームステイ生活が終わりました。
とても快適でした。
ご飯はできてるし
布団・トイレは綺麗だし、
挙げ句の果てには観光めちゃくちゃさせてもらって、
ほとんど奢ってもらいました・・・・orz
上の言葉は、お別れした時に、仲良くしていた人から届いた文章です。
今回はタイの教育と宗教について書いていこうと思います。
タイの教育について
タイは日本と教育制度が似ていて、
6歳までは保育園で
7−12歳が小学校。
12−15歳が中学校。
ここまでが義務教育だそう。
そこから高等学校、大学とあります。
そして、超学歴社会のようです 。
僕が感じたのは教育格差について。
今回ホームステイしていた友人はかなりお金を稼いでいるように見えました。
実業家で、多くのものをマネジメント?しているようで、
年収は1000万とか軽く超えてるんじゃないかなって思うほどお金持ちでした。
その友人の友人もとてつもなくて、
海辺の別荘を買ったと言っていました。
バンコクすげぇ
ってなりました。
ただそれとは裏腹に、橋の下に住んでいる子どもがいるのが現状。
学校にいっているのかは、わからないけど、
橋の下で過ごしている子が通っているのは考えずらかったです。
その子どもたちは、車が渋滞すると物を売りに道路に出てきていました。
大人の中でも
薬をやって、お酒を飲みその場しのぎでしか楽しめない大人もいるようです。
バンコクはとても都会で、大きなビルがたくさんあったけど、そのすぐ隣にスラム街があったりしました。
都会もスラムも共通する点はスマホを触っているということ。(携帯あるんかい)
かなり普及しているようでした。
ゲームをしたりYOUTUBEをみたりしているんだろうけど、親の情報モラルによって子どもの知識、情報モラルはかなり変わってくると思いました。
携帯があれば誰でも暇を潰せるようになったって相当な力ですよね。
使い方によってはどんな方向にも行くと思いました。
タイの宗教について
タイの人々は、95%の人が仏教徒だそうです。
入信は強制ではないけど、国王になるためには、仏教徒ではないといけないっていう憲法もあるほど仏教を押しているようです。
タイと日本の宗教の違いはざっくりいうと
タイ
上座部仏教・・・お祈りをし、修行したものだけが救われる
日本
大乗仏教 ・・・祈れば誰でも救われる
です。
だからタイの人はオレンジ色の袈裟を着て修行をして徳を積むそうです。
本日、偶然にも式典が行われているお寺に行くことができました。
なんと、
仏さんを作っていました。
式典の後は
ご飯や水・ジュースなどを全てタダで配るサービスが行われていました。
飲み食いできるっていうところがあり、宝くじをなど商売をする人もたくさんいました。
タイの宗教は人々の心を平穏にするだけではなく、人々を助けることや経済を回すことにも一躍を買っていました。
話を聞くと、タイのお寺には4つの機能があるようです。
- 祈る
- 寝床として無料で提供
- 無料でご飯の提供
- 無償(もしくは少額)でいける学校の設置
こう考えると、タイではお寺は必須のように見えます。
教育基準を上げる存在。落ちこぼれないように置いてけぼりにしないシステム。
とても重要な役割をになっています。
実際に就学率を見てみると、中学までは90%を超えていて高い水準のように思えます。
タイのお寺はとても合理的。
- お寺の中に学校や無料で食事ができる場所、寝る場所が確保されている
- 教育格差があって貧しい子達はお金がないからお寺に頼る
- お寺に感謝する→お参りに行く
ちゃんとお寺が入信者に還元をしているところがいいなと思いました。
日本は一方的な感じが自分の中にあって、なんだか胡散臭さが拭えません
(とても個人的な感想)
タイのお寺はオープンな雰囲気だったし、コミュニティがとても気持ちの良いものに感じました。
でも、タイのお寺のシステムだと、お金持ちの人は信じる意味あまりなくない?
と思いました。
その友人に
「どんなことを祈っているの?なぜお寺に行くの?」
と聞いてみました。
「人々の社会性や教育水準が高くなってほしいと祈っている。あとは家族や周りの人たちの幸せも祈っている。社会性や教育水準が高くなると、自分の仕事のことでできることの範囲が増えて、最終的に自分の幸せに繋がるから。」
と言っていました。
うまく書けないけど、
「この人すごいなあ」
と自分が思う人の多くは、
人のために本気になれる人が多い気がします。
俺はそんなことできるのだろうか・・・
と感じた一日でした。