英語が話せるようになってきた「最強の勉強法」
日本からタイに来て2週間が経ちました。
何故か。何故だか。。。。
外国に来てから英語が話せるようになってきています。そう思う最大の理由は相手と意思疎通が少しできるようになったことです。
僕はもともと英語が本当に話せませんでした。「Yes No」しか言えず、聞いてばっかりになっていました。しかし、今は少しずつではありますが話せるようになってきています。
2週間という短い間ですから「お前本当かよ・・・・」と思うと思いますが、少しだけ信じてやってください。英語で会話することに関して、初めのうちに大切なことは、英語の能力を上げていくことではなく、相手に伝える手段を考えることが、大切だと気付きました。
今回はその会話ができるようになった一連の流れを説明していけたらと思います。
まず僕の英語の能力から伝えます
高校時代は特に、赤点を取るほどのバカでした「ライティング徹夜で勉強→13点」
受験の時に少し焦り、単語を覚えました。(1500語程度。)長文読解・イディオム・文法などなど、勉強しましたが、結局身に付いた感覚はありませんでした。有名な構文やイディオム・文法、簡単な文章しか読めることができませんでした。
英語が苦手な私ですが、センター英語では、200点中120点を取ることができ、結構喜びました。(60%という数字が自分の中では高得点でした)
大学に入り教育学を専攻しました。今現在私は、小学校の教師の免許と中学・高校の英語の免許を持っています。あまり言いいたくないのですが、大学時代で英語を話せるようになったとは、1ミリも感じていません。単語も1つも覚えず、使えない英語ばかり勉強していました。
勉強の内容と言えば、活版印刷の技術はがどこで始まったか、どのように広まったか、発音の作られ方?・・・わけのわからないものばかりでした。興味が湧いていたら、もう少し面白かったのかもしれません。僕には無理でした。
ちなみに英語検定準2級を持ってないと英語の免許が取れないのでそこだけは頑張って所得しました。しかし死に物狂いでやることでもなく、なんとなく対策の勉強をしたら取れてしまった免許です。(一応面接もありました。)
そんなスペックです。お前英語の免許持ってるじゃんかと思うかもしれませんが、本当に英語を話せませんでした。外国語の教師と連携して授業をしましたが、打ち合わせなど全然できませんでした・・・(笑)
では、ここから先ほど書いたように、
相手に伝える手段を考えることが大切さについて書いていきます。
僕は、旅行中にこの本を読みました。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」
著 スティーブ・ソレイシィ
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! [ スティーブ・ソレイシィ ] 価格:1,490円 |
NHKラジオのネイティブ講師の方です。
この方の一言一言がいちいち胸に刺さったし、使えるものばかりでした。付焼きやいばではなく、最終的にはネイティブと話せるようなところまで持っていきたいという考え方にも大賛成です。
「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」
の概要・大切なポイントをざっくり説明しながら進めていきます。
- まずは泳ごう。日本語の変形を頑張る。
- 釣竿表現を手に入れよう(May I~? Would you~?)
- 挨拶表現を知って自信を持とう
- スリーヒントクイズのように分解して相手に伝えよう。
- 自分が伝えたいことを先にざっくり言おう
- 相手とチューニングをする
- オススメしている教材
よくあるハウツー本と言われればそうかもしれませんが、僕は海外に行ってこの本を読みながら実践することで相手に伝えるという能力は飛躍的に上がりました。
。
1.まずは泳ごう。日本語の変形を頑張る。
まずは英語を話さないとどうしようもありません。スティーブさんは、日本の英語教育を危惧していて、重箱の隅をつつく文法・イディオムなどを覚えてばかりいると、話すときに迷うし、話すのが怖くなってしまうものでしょ?「日本の英語教育は話す勇気を失わせているよ!!!」という考え方を持っています。
では、どうすれば良いか。それは外国人と英語を話すことです。
英語が浮かばないのにどうやって話すの?
すぐに英語で話そうとはせず、日本語を変形させて英文を簡単にさせるんです。
そこがいちばんの頑張りどころです。
例えば
この木はとても立派で、見ていてとても感動しました。
とうい文を伝えたいとします。
皆さんならどのように伝えますか?
僕だったら、
とってもすごい。 + この木は大きい。
のように変形して、
This is great! This tree is big!
とします。
これだけです。
要するに大人風の英語で考えるのではなく、中学英語で表現できるような言葉に変えていくのです。そこを工夫していくのです。
この考え方を持ってから、少し話せるようになりました。
2.釣竿表現を手に入れよう(May I~? Would you~?)
自分が何かしたいときは「May I have~?」
相手に何かして欲しいときは「would you~?」
特に使っているのは、「May I have~?」です。めちゃくちゃ使えるので驚いています。
「WIFIのパスワード教えて?」
「ここ座っていいですか?」
「チェックインしたいんですがいいですか?」
などなど、すべて「May I~?」で表現することができます。
May I have WIFI password?
May I have seat?(シートを指差して「May I ?」でもOKだそうです)
May I have check in?
こんな感じで使えます。この文章の良さは型がある。動詞を考えなくてよい(haveはたくさんの意味があって受取手が勝手に翻訳するということ)の大きく二つだと思います。これを使うと伝えられるものが相当広がります。これだけで「伝わった」と感じられるって素晴らしくないですか?こういった一つの型を使って多くの表現をしていくことをソレイシイ先生は「釣竿表現」といっています。
「would you~?」
「I have a ploblem with~」
などの釣竿表現もあるので是非見てみてください。
個人的にはMay I〜? の破壊力は凄まじいです。めちゃくちゃ使えます。
3.挨拶表現を知って自信を持とう
挨拶は「Hi」
もう一度聞きたいときは「Soryy?」
どういたしましては「Sure」
超簡単なことですが、そこを英語のスタンダードだとこんな感じでいうんですよ。だけです。でも本当にみんなこの会話文を使っています。
4.3ヒントクイズのように分解して相手に伝えよう。
関係代名詞(What whoなど)や関係副詞(Where whenなど)はつかう必要がないということです。
例えば、
私はたけしと友達で、よくサッカーをして遊んでいて、試合も一緒に出ます。
を
私はたけしと友達です。サッカーをして遊びます。試合もでます。
の3つに分解して伝えるということです。これならなんとか伝えられますよね。そして1文で伝えようとすると、言葉に詰まるし、何より全然理解されません。それだったら、ひとつひとついって伝わっているか確認しながら会話をする方が効率的と言えます。
5.自分が伝えたいことを先にざっくり言おう
とても大切なことです。
I speak about soccer.OK?
Hi do you remember~? i think……
などのように初めに結論や話したい方向性を示すだけで全然違います。
使えます。
6.相手とチューニングをする
僕の中ではかなり大切なことだと思います。相手がバリバリで話せる人に対して、
「私はあまり英語話せません」をアピールすることです。
そのために
簡単な文章を連続させる。
相手に「もう少しゆっくり話してくれますか?」という。
「Sorry?」としっかり聞き返す。
これを初めに行うと、「この人英語あんまり話せないんだな。小学生に話すレベルで話してあげよう」みたいになります」
※実感として第二言語が英語の人の方がこの傾向が高いです。第1言語が英語である国はめちゃめちゃ早く話し続ける人がたくさんいた気がします。無理なときは無理です(笑)
7.オススメしている教材
ソレイシイさんは本格的に英語を学びたいならこの二つをやれということを言っていますそれはオンライン英会話とスピーキングテストです
オンライン英会話。僕はDMM英会話に申し込みました。
1日25分レッスンができます。
気になるお値段は、
5980円〜です。体験で2レッスンだけで来たりするので是非やってみてください^^
ネイティブスピーカーも在籍しているようです。
オンライン英会話で何をするのか。
自分の思いをしっかり伝える練習をする。そこで大切になるのが、
- 相手の質問ぜめに合わないようにコメントに「私の話を聞いてから反応をして欲しい」などと書いておいて、自分が中心に話す。
- よく聞かれそうな文章(家族・趣味・仕事・住んでいる地域や国について)をあらかじめ作っておいて、必要に応じてアップデートをする。
これに加え、釣竿表現を使って話して行けば、次第に慣れていく感覚をつかめるそうです。他には海外のドラマ(日本語字幕ありでOK)を見ていくことも効果的だそうです。特に自分が興味ある楽しめるものをお勧めしています。
次にスピーキングテスト。
有料(7000円とかかかるそうです。高いな・・・)で英語圏の人に英語を聞いてもらい、自分の話す能力がどれだけあるかというものを測ってもらうものです。10個ほど質問をしてもらい、一つの質問につき45秒間、自分が話し続けます。このテストが終わると、自分の スピーキングレベルがわかります。
・・・レアジョブ結構やすいっすね・・・やってみようかな・・・
ソレイシイ先生は、オンライン英会話を使って英語を話せるようにしスピーキングテストという勉強方法が最強だといっています。
僕が今英語を勉強をする気になったのは大きく2つ理由があります。
まず一つ目は海外旅行に行こうと決めてから受けていたスタディサプリの効果です。大学受験の勉強をするものなんですが、英語ができない人が受けるにはとってもいいと思います。特にお勧めするのが関正生先生です。文法の先生なんですが、本当にわかりやすい。その文法の本質・なぜそうなるのかを論理的に教えてくれ、納得できるのでスッキリします。ただし復習を重ねないと、覚えられないことも事実だし、今僕がすぐに説明しろと言われても忘れています、根気がないとやれませんが、入り口としてはめちゃくちゃいいと思います。
もう一つは、第二言語などが英語の人と話すことです。第一言語の人たちは、話せない僕たちに合わせようという習慣が少ない気がします。「もう少しゆっくり話して」と言ったり、質問をしたりするともちろん答えてはくれますが、話がスムーズに行われません。一方、第2言語が英語(今回はタイ人)は英語を完璧に覚えてるわけではないので、少ない単語・文法の中から自分が伝えたいことを伝える術を持っていますなので、少ない文章で相手に分かりやすく伝えるということがとても上手です。僕が初心者でも一生懸命聞こうとするしてくれます。似た者同士ってことですかね。そこで話が弾んだ嬉しさが自分を動かしていると思います。
僕はこの方法を採用して英語が話せたらいいなぁと思っています。というか、話せるようになってみせます!今世界を一周しているので、英語は日本に住んでいる時よりもかなり使っています。そして何より当事者意識があり、困り感があります。正直日本にいると英語を使わないので英語を学びたいと言ってもなかなかモチベーションが上がりません。1年間・半年継続的に続けていくことは本当に大変だと思いますが、「英語を話せるようになりたい!!!!!」と思う方は、是非一緒に頑張りましょう!!!