小学校の外国語教科化について
32年度には小学校にて英語が教科化されるそうだ。ということで30年度(つまり今月から)からは教科化移行措置となり、授業として取り扱うことになった。
果たして・・・うまくいくのだろうか??
文部科学省から英語の教科化について書かれている。
小学校の先生 方のご尽力により、児童の高い学習意欲や、中学生の外国語教育に対する積極性の向上といった成果 が認められています。
・・・本当に???
まぁそのあたりはさておき、どの学年がどんな目標の基、行っているかを説明します。
中学年(3・4年生)→ 外国語活動と呼ばれる
目標
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、話すことの 言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
高学年(5・6年生)→ 外国語
目標
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、 話すこと、書くことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次のとおり 育成することを目指す。
中学年は、主にコミュニケーション活動を重視し、
高学年は、音声や基本的な表現に十分に慣れ親しんでいることを前提にして、
音声や文字・語彙・文構造・言語の 働きなどを、知識として理解し、技能として使えることを目標としている
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/__icsFiles/afieldfile/2017/07/07/1387503_1.pdf
中学年から外国語学習を行う意味があるのだろうか?と思ってしまう面が多々あります。
①実際に英語を使う機会がない。
小学校英語を習っていても世界に向けて発信することはかなり少ないであろう。現地で思いを伝えるための手段として使わなければ学びとしてはかなり薄い。
②外国語にて思考することが難しい。
高学年になると習った文章を使って思考すると書いてあります。
小学校という1対多数の授業スタイルでは子どもに思考させるのは難しい。
1時間で授業を行うとなると、簡単な英会話表現を読む→ある程度の文章の型を教える→実践する
という流れになる。
その中で思考できるのはほんの一部分であろう。
③誤学習?する恐れがある。
いきなりですが、「will」と「may」の意味はわかりますか?
ぱっと思いつくのものでいいです。
どちらも 「・・・だろう」という推量の意味が含まれていますね。
さて、違いはなんでしょうか?
例えば
may you marry me?
will you marry me? の違いは何でしょうか?
答えは自信度です。
may は50%の自信度です。どちらでもいい どっちかかな のようなニュアンスです。
will は100%の自信度です。絶対に幸せにします。的なものですね。
あめがふりそうだなぁ・・・・。は
may か will 雲行きによって変えてもいいのでは^^
前置きが長かったですが、このように細かい意味が違います。この細かさは英語会話・大学受験などで大切なものになってくるでしょう。
その細かい意味を教えるのでしょうか。教えられないでしょう。
人間は初めに教わった内容が頭にかなりひっつきます。だから、逆に間違えを誘発しやすくなる脳作りをする可能性があります。
スタディサプリの関 正生 さんは英語の本質を教えてくれます。この本質を教えなければ逆効果の可能性すらあると考えます。
算数・国語・理科・社会・体育・・・・などこれほど多くの授業をしながら少ない単位で外国語を教えようとするのは厳しい。それどころか逆効果になりそうで怖いところだ。
果たして・・・うまくいくのだろうか??
文部科学省から英語の教科化について書かれている。
小学校の先生 方のご尽力により、児童の高い学習意欲や、中学生の外国語教育に対する積極性の向上といった成果 が認められています。
・・・本当に???
まぁそのあたりはさておき、どの学年がどんな目標の基、行っているかを説明します。
中学年(3・4年生)→ 外国語活動と呼ばれる
目標
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、話すことの 言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
高学年(5・6年生)→ 外国語
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、 話すこと、書くことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を次のとおり 育成することを目指す。
中学年は、主にコミュニケーション活動を重視し、
高学年は、音声や基本的な表現に十分に慣れ親しんでいることを前提にして、
音声や文字・語彙・文構造・言語の 働きなどを、知識として理解し、技能として使えることを目標としている
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/__icsFiles/afieldfile/2017/07/07/1387503_1.pdf
中学年から外国語学習を行う意味があるのだろうか?と思ってしまう面が多々あります。
①実際に英語を使う機会がない。
小学校英語を習っていても世界に向けて発信することはかなり少ないであろう。現地で思いを伝えるための手段として使わなければ学びとしてはかなり薄い。
②外国語にて思考することが難しい。
高学年になると習った文章を使って思考すると書いてあります。
小学校という1対多数の授業スタイルでは子どもに思考させるのは難しい。
1時間で授業を行うとなると、簡単な英会話表現を読む→ある程度の文章の型を教える→実践する
という流れになる。
その中で思考できるのはほんの一部分であろう。
③誤学習?する恐れがある。
いきなりですが、「will」と「may」の意味はわかりますか?
ぱっと思いつくのものでいいです。
どちらも 「・・・だろう」という推量の意味が含まれていますね。
さて、違いはなんでしょうか?
例えば
may you marry me?
will you marry me? の違いは何でしょうか?
答えは自信度です。
may は50%の自信度です。どちらでもいい どっちかかな のようなニュアンスです。
will は100%の自信度です。絶対に幸せにします。的なものですね。
あめがふりそうだなぁ・・・・。は
may か will 雲行きによって変えてもいいのでは^^
前置きが長かったですが、このように細かい意味が違います。この細かさは英語会話・大学受験などで大切なものになってくるでしょう。
その細かい意味を教えるのでしょうか。教えられないでしょう。
人間は初めに教わった内容が頭にかなりひっつきます。だから、逆に間違えを誘発しやすくなる脳作りをする可能性があります。
スタディサプリの関 正生 さんは英語の本質を教えてくれます。この本質を教えなければ逆効果の可能性すらあると考えます。
算数・国語・理科・社会・体育・・・・などこれほど多くの授業をしながら少ない単位で外国語を教えようとするのは厳しい。それどころか逆効果になりそうで怖いところだ。